1年生前期課題:Webデザイン科のスペシャルサイト

今年度は、学科の先生がクライアント役になり、「Webデザイン科スペシャルサイト」の制作に取り組みました。これは一年生にとって最初の大きな課題です。オリエンテーションから企画立案、UIデザイン、実装までを約2ヶ月半かけて進めました。

最初に、一年生はそれぞれの視点で課題に取り組み、サイトの目的やターゲット、提案するコンテンツを企画書にまとめました。

課題解決に向けて最適な提案は何かを考え続ける中、多くの学生は企画書の冒頭や仮説設定で壁にぶつかり、先生から「もう一度考え直して」と返されるケースが続きました。企画を練り直すのは簡単ではありませんでしたが、試行錯誤を通じて理解を深めました。

その後、企画をもとにFigmaでワイヤーフレームとモックアップを作成し、HTML・CSS・JavaScriptを使ったコーディングでサイトを実装しました。

最終授業では、全員がプレゼンテーションを行い、先生とクラスメイトから感想やアドバイスを受け取りました。その後、夏休み期間中にいただいたアドバイスを元にブラッシュアップを行い、さらに完成度を高めることができました。

初めてのサイト制作は、単にデザインやコーディングを学ぶだけでなく、ユーザーの立場で考えることやユーザーにどうしたら伝わるかを意識することを実感する機会になりました。今回の課題は私たち一年生にとって大きな刺激であり、成長につながったと感じています。

クラスメイトの発表を真剣に聴く学生たち
プレゼンを終えた学生にクラスメイトが質問や意見を伝える場面
今回最優秀賞を受賞した設楽さんが制作したサイト

張子謙

初めてのサイト制作で、うまくいかないことも多くありましたが、その分学びも多く得られました。次はもう少しスケジュールに余裕を持って取り組んで、後期も引き続き頑張りたいです!