「笑顔であふれる」を届けたい!日専祭サイト制作チームが語る、制作の裏側と成長の軌跡

今年の日本電子専門学校の学園祭「日専祭」をどうやって届けるか?そんな思いから始まった日専祭サイト制作プロジェクトは、Webデザイン科の1・2年生が協力し、夏休みからおよそ2か月間、学年を超えたチームで「笑顔であふれる」サイトを作り上げました。今回は、その裏側にあった個々の取り組みの目的やプロジェクトの内容を聞いてみました。


(2025年度 日専祭公式サイトトップページ)

【日専祭チームメンバー】

Webデザイン科 2年 加瀬 俊太、前山 渉、斉藤 衣織

Webデザイン科 1年 澤田 翔、キム・ジョン・ファン

「笑顔であふれる」ってどういうこと?

学園祭本部からのオリエンテーションより「笑顔であふれる」が今年の日専祭のテーマであることを伺いました。

サイトを作る上で、さらに「見た人も、参加した人も、笑顔であふれてほしい」という想いを込めて、“優しさ・ぬくもり・笑顔”を感じられるサイトを、みんなで作り上げました。

仲間を支え、チームを導いた2年生

Q. 日専祭サイト制作に参加したきっかけは?

「先生からディレクターとして誘っていただきました。これまでエンジニアを希望して就職も内定しておりますが、“チームをまとめる役”に挑戦してみたいと思い挑戦しました。」 (2年 加瀬さん)

「1年のときも日専祭サイトのデザイナーとして関わっており、今年度は、”昨年のリベンジ”として、継続して挑戦したいと思いました。」(2年 前山さん)

「先生からお声掛けをいただき参加しました。チームで何かを作り上げる経験をしたかったし、これから就活の自己PRにもつながると思い、参加しました。」(2年 斉藤さん)

Q. 制作の段階で難しかったことは?

「実装において他者が実装したコードを理解するのに苦労しました。人によって書き方が違うので、“これどうなってるんだろう”と思いながら進めていました。実装する前にガイドラインを作ってから開始した方が良かったと思いました。」(2年 加瀬さん)

「モックアップの制作中に、トップページのキービジュアルに変更があったので、表現を一から見直す必要がありました。先生から表現について厳しいフィードバックをもらいながら、完成まで頑張りました。」(2年 前山さん)

「トップページのキービジュアルが途中で一気に変わってしまい、それに伴いコンテンツの見せ方やレイアウトの変更で、実装を進めるのが大変でした。」(2年 斉藤さん)

Q. 入学したばかりの1年生と一緒に制作してみて、どうでしたか?

「後輩との制作は初めてで新鮮でした。普段は同じクラスの仲間と作業することが多いので、先輩と後輩で初めて一緒に何かを作るのは、非常に面白かったです。」(2年 加瀬さん)

「“笑顔あふれる”サイトということで、1年生と一緒に、素材となる笑顔の写真を集めました。とても楽しかったです。」(2年斉藤さん)

「一緒にプロジェクトに取り組んだ1年生の2人がキービジュアル用の素材写真を集めてくれて、大変助かりました。」(2年 前山さん)

Q. 制作が公開されて感じたことは?

「制作したサイトを実際に人に見られるワクワクと不安が同時にありました。サイトを公開できたのは良かったですが、色々反省点も多々あります。」(2年 加瀬さん)

「正直、サイトの表現で「もっとこうしておけば良かった」という思いがたくさんあって、後悔もありました。でも、自分のデザインが初めて公開されたことが何よりの経験です。」(2年 前山さん)

「5人で協力し合ったからこそサイトを完成させることができました。チームで作る楽しさを実感できたことが一番の達成感です。」(2年 斉藤さん)

壁を乗り越え成長を遂げた1年生

Q. 入学して初めてのプロジェクトに参加したきっかけは?

「前期課題の発表が終わったタイミングで、周りとの“実力の差”を感じていました。だからこそ、このプロジェクトで技術面で成長したいと思って挑戦してみました。」 (1年 澤田さん)

「チーム制作の経験がなかったので、チームにおいて、スケジュール管理やタスク管理、個々の役割などどんな流れで進むのかを知りたかったので参加しました。」 (1年 キムさん)

Q. 実際に制作に関わってみて、難しかったことは?

「GitHubの操作が一番難しかったです。問題があった際に、その都度、先輩たちに教えてもらいながら最終的に使いこなせるようになりました。」(1年 澤田さん)

「同じくGitHubが難しかったですが、チームで使うDiscordにも慣れていなくて大変でした。」(1年 キムさん)

Q. 2年生の先輩と一緒に制作してどうでしたか?

「わからないところを教えていただいたり、相談に乗ってもらったり、いろんな場面で助けていただけて、自分の作業をスムーズに進められたのがとてもよかったです。」(1年 澤田さん)

「2年生の先輩方は進め方がしっかりしていて、作業がとてもスムーズに感じました。自分も今後は、プロジェクトで得た知識を元にメンバーをリードしていけるようになりたいと思いました。」(1年 キムさん)

Q. このプロジェクトをやり遂げた今の気持ちを教えてください!

「プロジェクトの前と後では、技術はかなり成長したと思います。そして“挑戦する一歩”がこの先とても大事だと感じました。」(1年 澤田さん)

「最初は不安もありましたが、最後までやり遂げることができてとても達成感があります。チームで協力しながら一つのものを完成させる楽しさを実感できて、本当にいい経験になりました。」(1年 キムさん)

香織藤田

メンバー全員がそれぞれの責任を果たしながら、真剣に制作に取り組んだプロジェクトだと感じました。制作の中で思い通りにいかない場面も多い中、それでも互いに支え合い、前へ進み続けた結果、「笑顔であふれる」日専祭サイトが完成しました。自分たちの手で作り上げたサイトが人に届くことで得た達成感と自信は、 きっとメンバーの次の挑戦につながっていくと思います。私もこれから卒業制作のチームで、一緒にもっと頑張りたいと思ってます!