卒業制作展に込めた想いとは・・・

毎年恒例のWebデザイン科の卒業・進級制作展。

2025年も学生たちによる企画・運営のもと、無事に開催されました。

今年度のテーマは「生成流転」。

展示会を終えて今、あらためてテーマに込められた想いを振り返るため、展示会の企画・運営チームの一員である、村田 拓未さん(2年)にインタビューしました。

テーマである『生成流転 -生み出して変わる、変わりながら生み出す- 』が生まれた背景や、展示会に来ていただいた企業の皆さまや卒業生、保護者へ向けた想いを伺いました。


インタビュー

〇展示会のテーマが生まれたきっかけは?

「昨年度1年生の時の展示会を振り返ったとき、緊張や不安からうまく来場者と向き合えなかった場面があったので、学生たちの後押しが必要だと考えました。

   じゃあ、後押しするとなったときに、学生は展示会当日だけ頑張るもんじゃないよねってなって入学してから積み重ねてきたことを見つめ直しました。

見つめ直したら、私たちは”ものづくりへの想い”や”価値観”が変わっていて、みんなの意見を総じてものづくりの主語が変わったよね、となりました。

変わりながら成長してきたことを、一言で表せないかと深く何度も考えたとき『生々流転』という言葉があるとメンバーが気づきました。

一方で、私たちってただ作り続けてるんじゃなくて、作りながら変わり続けてるから、生々流転のように『生きる』を繰り返すんじゃなくて、成長の『成』がいいと思い『生々』ではなく『生成』という言葉の意味のほうがWebデザイン科に合うよねってなってこのテーマに決まりました。」

〇どんな展示会を目指しましたか?

「学生全員が会場で、たくさんの人にプレゼンして、いろんなアドバイスをいただいて、それを自分なりに噛み砕いて、自分のものにしてほしいと思っていました。 

特に2年生は、もうすぐ社会人になる。社会に出ると結構メンタルやられることも多いから、展示会で心を鍛えて、育ててほしいなと思っていました。」

〇最後に展示会を盛り上げた企画・運営チームとして、来場者にメッセージを!

「3日間でのべ300名以上の来場者にお越しいただきました。1月の寒い中、ご来場いただき、本当にありがとうございました。学生一同大変勉強になりました。」

同じ学科で学ぶ学生として、村田さんの言葉には何度も頷かされました。制作を通して向き合ってきた悩みや迷い、そして変化そのものが、『生成流転』というテーマに重なっていたように感じます。

私たちの変わり続けながら生み出してきた現在地。それが今回の展示会だったのだと思います。

中田大輝

インタビュアーとして制作チームの想いを聞き、展示会をゴールではなくひとつの通過点として捉えられるようになりました。 そして「生成流転」という言葉は、とても印象に残りました。 自分がプロになったときにも、この言葉を思い出し、成長や変化を振り返りながら、初心に立ち返られるようにしたいです。 生み出して変わり続ける。 そんな未来へ、歩んでいきたいです。