2年生の視点から伝える──1年生のリアルな学校生活とアドバイス──
Webデザイン科1年生にとって、後期の授業では、学校生活が楽しいこともある一方で、「進級制作の授業についていけるかな?」「Webアプリケーションではどんな作品を作るんだろう?」と不安を感じることもあるのではないでしょうか。
今回は、2年生の視点から学校生活や授業、制作について振り返りながら、1年生に向けて先輩からのアドバイスをお届けします。
1年生での学び:基礎を身につけ、つくる楽しさを知る
1年生では、Webデザインに必要な知識や技術の基礎を学びます。HTML、CSS、JavaScriptといった実装の技術はもちろん、PhotoshopやIllustrator、Figmaなどのデザインツールの使い方も学んでいきます。
最初は聞き慣れない専門用語や初めて使うソフトが多く、「思ったより難しそう……」と感じることもあるかもしれません。しかし、授業や課題を重ねていくうちに、少しずつできることが増えていきます。
先生の説明を聞きながら次第に自分のアイデアをもとに形にできるようになる。その成長を実感できることが、Webデザインを学ぶ楽しさの一つです。
Webデザイン科で学ぶのは、Webサイトを作るための技術だけではありません。
・「誰に向けたサイトなのか」
・「何を伝えたいのか」
・「ユーザーにどんな行動をしてほしいのか」
このように、ユーザーの体験(UX)を意識しながら制作に取り組む機会もたくさんあります。
そのため、デザインやコーディングのスキルだけでなく、アイデアを考えたり、自分の考えを言葉で伝えたりする力も身についていきます。
もちろん、制作の途中で思い通りにいかないこともあります。デザインがなかなか決まらなかったり、コードがエラーで動かなかったりすることもあります。
そんなときも、自分で調べたり、試してみたり、先生や友達に相談したりしながら一つずつ解決していく。その経験が、自分の力になっていきます。

2年生になって感じる、1年生の頃からの変化
2年生になると、1年生で身につけた基礎を活かして、より実践的な制作に取り組む機会が増えていきます。
今振り返ってみると、1年生の頃は「どうやって作ればいいのか分からない」と戸惑うことも多くありました。しかし、さまざまな課題や制作を経験することで、今では「まずは自分で考えて、やってみよう」と思えるようになりました。
また、作品を作るときも、ただ見た目を整えるだけではなく、「このデザインにはどんな意味があるのか」「ユーザーにとって本当に使いやすいのか」と考えるようになったことも、大きな変化の一つです。

1年生に伝えたい!2年生からの4つのアドバイス
1.授業以外でも、日常的にたくさんのサイトに触れよう
普段からWebサイトを見るときに、「このサイトは見やすいな」「このボタンの配置がいいな」など、少し意識して見てみてください。たくさんのWebサイトを見ることで、レイアウトや配色、文字の大きさなど、自分のデザインの引き出しが少しずつ増えていきます。
「いいな」と思ったデザインを見つけたら、「なぜ自分は良いと思ったんだろう?」と考えてみるのもおすすめです。
2.「まずは完成させること」を意識しよう
制作をしていると、「もっと良くしたい」という気持ちから、細かい部分に時間をかけすぎてしまうことがあります。
もちろんクオリティを高めることも大切ですが、まずは一つの作品を最後まで完成させることを意識してみてください。完成させることで、自分の得意なところや、次に改善したいところも見つけやすくなります。
3.友達の作品から刺激をもらおう
同じ課題でも、作る人によってデザインやアイデアは大きく変わります。友達の作品を見ることで、「こんな考え方があるんだ」「この表現は自分にはなかった」と、新しい発見がたくさんあります。
自分とは違うアイデアを取り入れながら、自分なりの表現を見つけていくことも、Webデザインを学ぶ楽しさの一つです。
4.学校生活も思い切り楽しもう!
勉強だけでなく、友達と一緒に課題に取り組んだり、学校行事に参加したりすることも大切です。制作で行き詰まったとき、友達との何気ない会話から新しいアイデアが生まれることもあります。勉強するときは集中して、楽しむときは思い切り楽しむ。メリハリを大切にしながら、充実した学校生活を過ごしてください!
最後に、1年生では、初めて経験することがたくさんあります。うまくいかないことや、難しいと感じることもあると思います。でも、一つひとつの経験が、2年生になったときの自分の力につながっています。分からないことを楽しみながら挑戦し、自分らしい作品をたくさん作ってみてください。
2年生になったときに、「あのとき頑張ってよかった」と思えるような1年間にしていきましょう!